知っておくと安心できる、フリーランスが払う税金についてのまとめ。

知っておくと安心できる、フリーランスが払う税金についてのまとめ。
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フリーランスをはじめてはや数年、毎月あまりお金の心配もせず暮らせるようにもなってきました。

でも最初のころは不安定な収入で、毎日お金の心配ばかりしてたので、その頃に比べるとすごく生活しやすいです。やっぱりお金はそこそないと心配ばかり増えるんだな〜ということを身にしみて感じています。

最初に確定申告をした時は、収入が少ない上に経費を差し引くと課税対象がなく、逆に前年に払った所得税がそのまま返ってきました。が、まともに生活できるようになってくると払うものもいろいろと出てくるもの。

やっと人並みに生活できるようになったのに、税金ってこんなにとられるものなの?と実際に払う金額を目にするとびっくりします。

というわけでフリーランスである個人事業主が払う税金について、まとめてみました。フリーランスなりたてで、何を払うことになるのかわからない!というかたはぜひ参考にしてみてください。

ちなみに自動車税とか、人によって違うのは省いてます。確定申告(所得)と関わってくるものを書いてますので念のため。

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1.所得税

図のように所得税は確定申告時に申告・納税します。口座振替も可。

稼いだ収入から、仕事をするためにかかった費用(経費)を引いたのが所得です。そこから控除を引いた課税所得にかかる税金です。日本は7段階の税率に分かれていて、一番安いのが5%で、最大だと45%になります。45%ってほぼ半分ですね・・・日本は稼げば稼ぐほどそれだけ税金も増える仕組みです。また各税率には控除額も設定されています(かっこ内が控除額です)

195万円以下 5%(0円)
195万円を超え 330万円以下 10%(97,500円)
330万円を超え 695万円以下 20%(427,500円)
695万円を超え 900万円以下 23%(636,000円)
900万円を超え 1,800万円以下 33%(1,536,000円)
1,800万円を超え 4,000万円以下 40%(2,796,000円)
4,000万円超 45%(4,796,000円)

2.復興特別所得税

確定申告時に所得税とセットで納税します。

これは東日本大震災の支援のために始まった税金で、対象となる所得税率に102.1%をかけたものが所得税と復興特別所得税の合算値になります。なので例えば所得税が10%だったら、10.21%ですね。約2%なので微々たる金額ですが、確定申告の時はこれを必ず計算に加えるようになっています。

3.個人事業税

個人事業税も確定申告の時にセットで申告・納税します。

これは当てはまる人とそうではない人がいるんですが、特定の業種で個人事業主として仕事をしている場合は3%〜5%の税率がかかります。

夏頃に支払いの通知がくるので、ぼーっとして待ってれば大丈夫です。待ちたくないけど。

この個人事業税は290万円の控除があるので、所得が290万円以下の場合は事業税はかからなくなります。

どういう業種がかかるのかは、以下サイトを参考にしてみてください。

東京都主税局 個人事業税

4.住民税

住民税は毎年6月以降に納税額の通知がきて、図のように4回に分けて払うか、一括で払います。

住民税は以前は累進課税で、ここからここまでは5%といったように3つに分かれていたんですが、途中から一律10%に変わりました。計算しやすくていいですが、この住民税が結構大きいです。

単純に言うと課税所得が300万だったら、住民税は30万ですね。

500万だったら50万…800万だったら80万…増えれば増えるほどインパクトがすごい。住民税と所得税はどちらにしろ稼げば稼ぐほど、支払う金額も大きく変わってくるので意識しておきたいですね。

5.消費税

消費税は3月31日までが納付期限です。確定申告と同時期ですね。納税義務のある人は各自申告・納税します。

消費税って個人事業主(フリーランス)でも払うの?と思う人もいるかもしれませんが、条件付きで払わないといけません。

その条件は「2年前の課税売り上げが1000万円以上」ということです。この言葉をもう少しわかりやすくいうと、もし1000万円以上の売り上げがあっても、消費税を納めないといけないのは2年後ということです。あと個人事業を始めて2年間は、そもそも2年前がないため消費税は考えなくていいです。

ただし、その年の特定期間(1月1日〜6月30日)の課税売り上げが1000万円以上ある場合は、その年の分の消費税を払う必要があります。特定期間に売り上げが1000万円を超えてしまうと、2年前とか関係なく課税対象にいきなりなるということですね。

とりあえず

その年の1月から半年間の売り上げ(特定期間)が1000万円を超えない

2年前の売り上げが1000万円を超えない

という2つをクリアしている場合は、その年の消費税は気にしなくて大丈夫です。ちなみに僕はまだ払ったことないです(良いのか悪いのか、もっと稼ぎたい…)

6.国民年金・国民健康保険

年金・健康保険ともに支払いは一括でもできますが、図のように年金は毎月固定額、健康保険は1年分を6月から翌年3月までの10回で支払います。なので健康保険については、毎月支払うとしても4月と5月の2ヶ月は支払いの必要がないので覚えておいてください。

個人事業主(フリーランス)になると、毎月これも自分で払っていかないといけないので、感覚的に税金がいっぱい出ていくような気分になりますね。サラリーマンでも実際給与から差し引かれてはいますけど、勝手に引かれるので意識しないというか。

平成29年4月から国民年金は毎月16,490円となっています。この年金支払い額って毎年毎年すこーしずつあがってるんですよね。やめてほしいですね(本音)

国民年金はしっかり納めても実際にもらえる金額だけでは生活できない程度なので、お金をしっかり貯めていかないとな〜と感じています。

国民健康保険は国民年金とは違って一律ではなく、収入に応じて高くなります。

僕の場合は国民健康保険が毎月4万くらいだったので、金額見てびっくりしました。なので、別の健康保険に入ることで回避しています。

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おわりに

というわけで、フリーランスが払っていく税金についての説明でした。会社員の方も同様に差し引かれてるんですが、フリーランスの場合は自分で確定申告しないといけないので、税金のことをより知っておいたほうがあとで安心ですよ。

税金についてある程度おさえておくと、何にどれくらいかかるのかを把握できるので、じゃあ今ある貯金から税金を引いたら手元に残るのはいくらくらいだな…とか目星をつけたりできます。

また税率によって支払う金額も大きく変わってくるので、経費のことも色々知っておくと節税対策もできるので自分のお金をある程度自分でコントロールすることができますね。

同じフリーランスの方に役立てば幸いです。それではー!

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