イラストレーターのパスとレイヤーをそのままフォトショップに移動する方法。

イラストレーターのパスとレイヤーをそのままフォトショップに移動する方法。

こんにちは。秋になってきて嬉しい今日この頃、夏の暑さから解放されて色々と全力でできそうな気がしてます。暑さには弱くても、寒さには強いんです…!

というわけで、今回はイラストレーターのパスとレイヤーをそっくりそのままフォトショップに移動する方法です。イラストレーターで作ったパスをただフォトショップに移動したいだけなら、そのままコピー&ペーストすれば良いと思います。が!パスで作ったオブジェクトを、フォトショップで個別に編集していく場合などは単にコピー&ペーストだけだと同じレイヤー上にまとめて配置されるので編集が難しくなります。かといって1つ1つ移動させるのも面倒(数が多いとなおさら)…という場合に使えると思います。

フォトショップでもパスは使えるので「フォトショップでパス使えばいいじゃん」という方には不要かもしれませんが、自分のようにパスを使うならイラストレーターのほうが使いやすい!という方は一度覚えておくと便利だと思います。主にイラストを作る時に、この方法でイラストレーターでパスデータを作って(適当に色も付けて配色のバランスもチェック)、フォトショップ上で着色(水彩画や油絵のタッチなど)というやり方をしています。

簡単に言うとイラストレーターで作ったものを、サイズも含めてそっくりそのまま移動させる方法ということです。では実際にやってみます!

※追記
ご指摘いただきましたが、この方法で移動させたパスはフォトショップ上ではラスタライズされて画像化されます。あくまでもイラストレーター上で作ったパス(オブジェクト)とレイヤー構造、サイズなどをフォトショップに同じ見た目で移動させるという意味合いですので、誤解を招いてしまったらすみません。タイトルもパスって書いてしまっているので、分かりづらいですね。あくまでパスを使ったオブジェクト作成はイラストレーターで、その後の作業はフォトショップという場合での話ですのでご理解ください。今回はフォトショップ上でもパスを編集するということは想定していません。

1.イラストレーターでデータを作る

まずはイラストレーターでいくつかオブジェクトを作ります。新規作成でアートボードのサイズを設定して、その後オブジェクトの重なりだけは気にしつつ、とりあえず同一レイヤー上に作っていきます。毎回レイヤー作って配置するのは面倒なので、後でレイヤー分けします。試しに同一レイヤー上に3つの丸を作ってみました。1番の円が一番上で、数字が大きくなるにつれて下に重なるようになっています。

イラストレータでデータを作る

2.一番後ろにアートボードと同じサイズの四角形を作る

一通り作ったら、一番後ろにアートボードと同じサイズの四角形を作り配置します(白塗りで良いと思います)。この四角形を作ることで、フォトショップでデータを開いた時に同じアートボードのサイズを保持することができます。これを作らないと、フォトショップで開く時にオブジェクトに合わせた大きさで開いてしまうので、アートボードの大きさが小さくなったりします。

一番後ろにアートボードと同じサイズの四角形を配置する。

3.オブジェクト(パス)をそれぞれレイヤーに分ける。

それぞれのオブジェクトをレイヤー分けします(分かりやすくするために数字は以降消してます)。レイヤーパネルで、レイヤー1を選んだ状態で右上のプルダウンメニューから「サブレイヤーに分配(シーケンス)」を選びます。するとそれぞれのオブジェクトがレイヤーに分けられます。サブレイヤーに分配(ビルド)を使うと、下から順にオブジェクトの重なりが分かるレイヤー分けになるので、今回はシーケンスのほうが分かりやすいと思います。

オブジェクトをレイヤー分けする1 オブジェクトをレイヤー分けする2

4.Photoshop用にデータを保存する

Photoshopで開くためにデータを保存します。ファイル>書き出しを選んだら、保存形式はphotoshop(PSD)にして、保存する名前を決めて「保存」のボタンを押します。その後、保存の詳細メニューが出てくるので「レイヤーを保持」にチェックが入った状態で、なおかつ解像度を72ppiにして保存します。72ppiで保存しておけばフォトショップで開いた時もサイズが変わらないので楽です。

photoshop用にデータを保存する

5.実際にphotoshopで開いてみる

では、作成したデータを開いてみましょう。フォトショップを起動して、ファイル>開くから作成したデータを開いてみます。イラストレーターの時と同じようにレイヤーが保持され、オブジェクトが個別に分かれています。

photoshopでデータを開いてみる オブジェクトもちゃんと個別に操作できて分かりやすいです。

というわけで、イラストレーターのデータをパスとレイヤーをそのままフォトショップに移動する方法でした。あくまでも、ひとつの方法として覚えておくと便利だと思います。仕事だと人から受け取ったデータを扱うケースもあると思うので、様々なケースに対応できるように連携技を身につけておくといざという時に役に立つのではないでしょうか。

イラストレーターから入った人は、フォトショップでパスを使って色々作るのはちょっと慣れない部分もあると思うので、出来る範囲でイラストレーターを使うやり方もそれぞれ好きな手順で考えるのも良いと思います。正解はひとつじゃないので、自分に合った作業方法を考えてみることが大事ですね。効率ばかりに気にせずに、どうやったらストレスなく作業ができるかという部分も考えてみてはどうでしょうか。

それではー!!

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