福岡市博物館で幽霊・妖怪画大全集を見てきました。

幽霊・妖怪画大全集

1週間ぶりの記事ですけど、今日はお気楽な行ってきたシリーズです。大して興味ある人いないだろうから記事にはするまいと内心思ったのに、「記事楽しみにしてます」とTwitter上でドSなフォロワーさんに強要されたので、とりあえずささやかな日記として書きますねー。

Twitterのフォロワーさん達も行きたがっていた、幽霊・妖怪画大全集という企画展。関東の方たちは行けないようだったので、代わりに代表して堪能してきました!場所は福岡市博物館で開催されていたので、同じく幽霊・妖怪画が好きな友達と昨日一緒に行ってきましたよ。幽霊や妖怪の絵が好きな人なんていないだろうと思ったものの、類は友を呼ぶと言うものですね。

幽霊・妖怪画大全集

公式サイトはなかなか面白い内容になっているので、行けない方は是非ご覧ください。YKI48という若干無理矢理な感じで、妖怪や幽霊たちがグループ化されておりました。なんでも48にすればいいってもんじゃないよ!!
福岡市博物館 | 幽霊・妖怪画大全集公式サイト

実際に行ってきました。

というわけで福岡市博物館に到着。どーん。

福岡市博物館

入口の前には大きな像が沢山並んでいました。場所は福岡タワーがすぐ近くにあります、まさに福岡市ど真ん中って感じです。この博物館は初めて行ったんですけど、卑弥呼が生きた時代で有名な金印なども常設展では展示されているようです。最近福岡の博物館や美術館は、割と美術に詳しくない人でも知ってるような有名な画家の絵画展を企画したりと、なかなか力を入れているようですねー。ここの常設展はまだ見た事がないので、今度また行ってみたいなーと思いました。予想以上にすごく立派で大きな建物でしたよ。

幽霊・妖怪画大全集を見た感想

この企画展に展示されている絵画のほとんどは、京都の画家で研究家であった吉川観方(よしかわかんぽう)という方が集めたものということです。江戸時代を中心に書かれた絵が多く展示されていました。

円山応挙(まるやまおうきょ)という有名な方が描いた幽霊の絵が特に綺麗で、髪の質感やうつろな表情がとても印象的でした。円山応挙は足のない幽霊を描いた最初の人と言われていて、ようするに幽霊のイメージ(足がない)を固定化させた人です。

『幽霊図 円山応挙』
(画像は福岡市博物館の企画展のサイトより引用)
幽霊図 円山応挙

あとは幽霊では有名なお菊とお岩の絵も多かったのも記憶に残りました。お菊とお岩って、どっちがどっちか分かります?正直ごっちゃになってたので、改めて整理しますけど

お菊 → ある屋敷に仕えていたお菊という娘が、主人の大事にしていたお皿を割ってしまい(もしくは誰かの仕業)責任を問われて命を絶つ(処刑という説も)。そしてお菊が死んだ井戸では毎晩お皿を数えるお菊の霊が現れる。1枚足りない・・・という決めゼリフが有名。「皿屋敷」という話で出てきます。

お岩 → 容姿があまり魅力的でなかったお岩は、伊右衛門という男と夫婦になるが、浮気をした伊右衛門に毒殺され顔が腫れ髪が抜け落ち死んでしまう。のちにお岩は幽霊となって復讐を始める、という話。四谷怪談で有名な話ですね。

お皿を数えるのがお菊、毒殺され顔が腫れたのがお岩、と覚えると良いと思います(覚え方の残酷さは致し方ないです)この2人の絵は展示会の中でも沢山見ることができるので、面白いですよ。今も昔も日本って怪談ものが好きだったんですねー。

中でも一番見た目が怖かったのは・・・

『幽霊図 渓斎英泉(けいさいえいせん)』
 (画像は福岡市博物館の企画展のサイトより引用)
幽霊図 渓斎英泉

(T△T)ぎょええーー!!この幽霊は嫉妬深いあまりに夫に殺され、その後幽霊となって後妻さんを5人も殺害したと言われるなかなかの極悪人「累(かさね)」という幽霊がモデルになっている説があるそうです。まぁ殺した夫も悪いんだけど。ということは左手に持っている生首は後妻の首・・・。滴る血と生首の顔が恐ろしいですね。幽霊はもはや恐ろしいというより怨念が強すぎて直視できない。この絵みたいに、なぜか手を懐に入れている絵を何度も見かけたので何か意味があるのでしょうね。幽霊は手を見せないのがポリシーなんでしょうか。

こんな感じで幽霊だけでも色々な絵がありました。幽霊は女の人ばかりかと思いきや、中には男性の幽霊図も展示されていました。他にも足のある幽霊の絵もあったりと、昔の人は幽霊の絵を沢山描いていたのを実感できる内容となっております。

ほかにはどんなものが?

直筆の幽霊画以外にも、浮世絵の幽霊などもあって江戸時代の雰囲気を沢山感じることができましたよ。百鬼夜行や妖怪図鑑(妖怪のカタログみたいなやつ)、動物の妖怪、他にも鬼や天狗、骸骨の絵などほんっとに沢山あったんです、ほんとに(大事なことなので2回ほんとって言いました)。

妖怪図鑑は地元福岡で描かれたと言われている妖怪図鑑が展示されていてですね、福岡で開催されたのはこういう理由かな?とも思いましたけど、よく見るような「ぬれ女」「ぬらりひょん」「ろくろ首」なども載っていましたよ。中には、日本人をおそれるという設定のカエルの妖怪とか、金●(キャンタマ)がでかすぎて肩にからっている妖怪などのイロモノ系もいましたよ。日本人を恐れるカエルってそんな設定いるのか・・・そしてキャンタマがでかいなら、肩にからって妖怪になる前にまず病院に行こうよ・・・とずーっと友達とツッコみながら展覧会を楽しみました。

予想以上に展示数が多すぎてですね、もう最後のほうフラフラして足は痛いし目は疲れるしで散々でしたけど。ただ、これだけ沢山の幽霊妖怪図が見れる機会もそうそうないので、とても貴重な体験をできたなーという感じがしました。何もない時代に、色々な妖怪を作ったり絵を描いたりと、昔の人は想像力も豊かでユニークだったんだなぁと思います。妖怪や幽霊も日本の大事な文化のひとつですねー。

が、浮世絵の絵が多すぎて個人的にはこの展覧会に「面長地獄」というサブタイトルを付けたいと思います。しばらく面長は結構です。

9月2日まで企画展はやっていますので、お近くにお住まいの方はぜひ行ってみると良いと思います。普段とは雰囲気の違った企画展なので、すごく楽しめると思いますよー!!

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